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このほど南画家森琴石(もりきんせき)の絵付けした布志名焼茶碗があることが分かりました。兵庫県三田市にお住まいで、ひ孫にあたる森隆太氏から雲善窯に問い合わせがあり、判明したものです。
琴石は明治から大正にかけて、わが国南画の第一人者として活躍した画家です。江戸時代の天保14年(1843)年に兵庫県の有馬温泉に生まれ、大正10(1921)年78才で亡くなりました。明治末から大正にかけては内国博覧会美術展や文展の審査員もつとめています。南画のみならず、銅版画師としても活躍し、多数の作品を残しました。
琴石が絵付けした布志名焼は黄釉の茶碗です。外側に梅と水仙の絵が描かれています。明治17(1884)年1月、布志名で絵付けをしたことも書かれています。どこの窯元で焼いたのかは不詳です。
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