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玉湯の文化財ガイド

■玉作湯神社(玉湯町玉造)
 玉作湯神社は、旧玉造村のほぼ中心地にある。中世の城跡要害山城跡の

西北の山麓に位置している。奈良時代の『出雲国風土記』[天平5(733

)年]に「玉作湯社」と記された古社であり、式内社でもあります。

 ご祭神として、玉作りの神 櫛明玉命、国造りと温泉療法の神 大名持命

(大国主命)、温泉守護の神 少彦名命の3神を祭っています。ほかに韓国

伊太て(からくにいだて)神社があります。

 本殿は江戸時代の末期安政4(1857) 年に建てられた大社形式です。本殿

の周囲に施された彫刻が見事。

 神社境内は、全域が玉作り遺跡で、国指定史跡(史跡出雲玉作跡(宮ノ

上地区))になっています。弥生時代の末期に開始されており、花仙山周

辺では最古の玉作り遺跡です。

 江戸時代には、隣接するお茶屋(松江藩別荘)に、たびたび歴代藩主の

逗留があり、神社への崇敬も篤かった。明治以後、天皇即位の式典に際し

、ここで作られた瑪瑙・碧玉製品が献上されました。
  玉作湯神社本殿(1857年建築)